建物の隙間や接合部を密閉する作業
コーキングとは、建物の隙間や接合部に充填剤(シーリング材)を塗布して密閉・防水する作業やその材料自体を指します。これにより、雨水や湿気、空気の侵入を防ぎ、建物の耐久性や快適性を保つ役割を果たします。
コーキングの必要性について
- 防水対策
- 屋根や外壁の接合部、窓枠の周りに施工し、雨水の侵入を防ぎます。
- 特に外壁のサイディングボードの目地部分や屋根と壁の取り合い部でよく使われます。
- 気密性の向上
- 建物内部と外部を分ける隙間を埋めることで、冷暖房効率を高めます。
- 外部からの風の侵入を防ぎ、快適な室内環境を維持します。
- 断熱効果の向上
- 断熱材と併用することで、より高い断熱効果が期待できます。
- 建物の美観維持
- 隙間を埋めて外観を整えることで、見た目がきれいになります。
- 色付きのコーキング材を使用することで、デザイン性を損なわずに施工可能です。
- 防音効果
- 隙間を埋めることで音漏れを防ぎ、防音効果を高めます。
このように、様々な効果が期待できるコーキング。建物の塗装を行う際に合わせて行っておくことで建物内部に進入する雨水を最小限に留めることが出来るのです。